ゲイ映画のキメ台詞

ローレルに病気休暇の寄付を

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉗〜

ローレルに病気休暇の寄付を 保険会社が、病気休暇が消滅したら、保険の適用は効かないと知らせてきた。頭を抱えるステイシーに「俺に任せろ」とデーン。署に戻り「ローレル・ステイシーに病気休暇の寄付を」と掲示板に張り出した。警官は病気休暇を同僚に分けられる。ただし分けた日数は戻ってこない。ゲイの女になんでそこまでと同...

年金を複数もらう者

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉖〜

年金を複数もらう者 郡政委員の中で唯一、柔軟な考え方を示したのがブライアン・ケルダーです。娘が刑事になりたいと言っている、とローレルに紹介したパパですね。「良心はあるのか」と噛みつくデーンに顔を歪め「家では娘も妻も、ぼくを人でなしというのだ」これ以上勘弁してくれと逃げを打つ。ポロリともらす。「年金のない者、複...

あなたがた次第だ!

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉕〜

あなたがた次第だ! スティーヴンと彼の支援団体は公開委員会に乗り込み、正面に陣取り叫ぶ。「あなたがた次第だ。パートナー法を適用して、年金受給を認める選択肢がある。なぜそれを認めない。あなたがた次第だ!」「あなたがた次第だ」「恥を知れ!」デーンが立ち上がった。「ローレルは正義を信じている。私はローレルにいってや...

ローレルに正義を!

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉔〜

ローレルに正義を! スティーヴンは「ニュージャージー州の平等を求める会」を立ち上げ、公開委員会に押しかけた。「ローレルに正義を。みなさん、大声で!」「ローレルに正義を!」警察ではデーンが「委員会に出る奴はいないか?」みんな聞こえないふり。「逆の立場だったらローレルは仲間を助けた」「ゲイが死のうが、知ったこっち...
水

「人生は不平等」「そうだな」

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉓〜

「人生は不平等」「そうだな」 ガンが脳に転移し、ローレルは意識を失ったのです。病院に搬送されたローレルをデーンが見舞う。「ステイシーのことが心配」ローレルは自分のことなど心配していないのですね。最愛のパートナーを残していくことだけが気がかり。「若いのに、辛い目にあって」「必死で耐えている」とデーン。「人生は不...

「行け!」

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉒〜

「行け!」 もう一人、いい男がいます。ステイシーを即採用した自動車整備工場のオーナーです。ある夜、工場に車に乗り込んだ数人の男たちが押しかけ口々にわめいた。「同性愛者はこの町から出て行け」ステイシーの後ろからオーナーが鉄の棒を手に飛び出し「お前たちこそ失せろ!」怒鳴り飛ばしたのだ。男たちは退散し「大丈夫か?」...

世界を変えるチャンスだ

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」㉑〜

世界を変えるチャンスだ ローレルはあくまで「公平な権利」にこだわりますが、スティーヴンは、「世界を変えるチャンスだ。君が残せる遺産だよ」歯に衣を着せずきっぱり主張します。彼は事務所に詰め、新聞社に電話をかけまくり、あらゆるメディアに委員会の蒙昧を訴えます。「委員会によって、政治によって正義が踏みにじられた、全...

スティーヴン・ゴールドスタイン

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」⑳〜

スティーヴン・ゴールドスタイン デーンを訪問した男が名乗りました。「スティーヴン・ゴールドスタインです。同性愛者支持団体の」ローレルの件に憤慨している、ゲイを差別する奴らを俺は容赦しないとぶちまけた。彼はユダヤ人のゲイ。同性婚の法制化に奔走しています。協力したいというスティーヴンに「私の件を利用して同性婚を法...

俺はマジでムカついている

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」⑲〜

俺はマジでムカついている 申請は却下。「俺はマジでムカついている」とデーン。マイケル・シャノンが刑事役に似合っています。「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」でアカデミー助演男優賞候補。いかつい顔に似合わない繊細な演技派です。「打つ手はある。手紙だと無視される。公開委員会で直訴しろ」病躯を押してロー...

万一の場合は…

〜「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」⑱〜

万一の場合は… 治療のため休暇を取ったローレルがデスクを片付けに来る。デーンが辛そうに見ています。「万一の場合は、私の遺族年金をステイシーに」ローレルの頼みに「年金の受け取りは夫婦じゃないと」デーンは告げる。ローレルは郡政委員会あてに手紙を書く。郡政委員たちはまともに取り合わない。ただ一人ブライアン・ケルダー...