ゲイ映画のキメ台詞

今や上流の身分と年金2000ポンド

〜 「女王陛下のお気に入り」58

今や上流の身分と年金2000ポンド   扉越しにサラと女王が会話する。 「手紙は焼いたわ。1通残らず。私はもう戻らない。 アビゲイルが仕組んだことよ。 彼女はあなたを愛していないわ」 「彼女は私に何も求めないわ」 「何も求めないのに、今や上流の身分と 年金200...

宮廷からお立ち退きを

〜 「女王陛下のお気に入り」57

宮廷からお立ち退きを   サラが手紙を暖炉にくべている。 ああは言ったが女王を裏切れなかった。 女王は違った。サラを棄てた。 使いが来た。 「鍵を返却し、本日中に宮廷からお立ち退きを。 拝謁は許可なさらぬそうです」 サラなしでは「無」だったはずの女王に か...

男なら英雄の印よ

〜 「女王陛下のお気に入り」54

男なら英雄の印よ   サラの頬に無残な傷がザックリ。 「その顔!」女王が目を背ける。 「そんなにひどい? 男なら英雄の印よ」 講和はするな、直ちに増税を認め、援軍を送れとサラは迫る。 戦況不利のまま講和などしたら 分の悪い条件を突きつけられるのがわかっている。 ...

黙って潰されはしない

〜 「女王陛下のお気に入り」53

黙って潰されはしない   戻ってきたサラとアビゲイルが対面する。 アビゲイルは今や貴族だ。あらゆる策略を使った。 「私の心には信頼という発想がない。 黙ってあなたに潰されはしない。私が勝った。 私は安全よ。あなたと戦う必要はない。最高でしょ。 私を許せばあなたは幸せに...

アヒルと散歩する男を呼んで

〜 「女王陛下のお気に入り」52

アヒルと散歩する男を呼んで   娼館で手当を受けていたサラは客を取らされそうになる。 金貨10枚で娼婦を抱き込み 「朝、ハイドパークでアヒルと散歩している男を呼んで」 ゴールドフィン大蔵卿が来た。 サラが聞く。 「王国は無事?」 サラの認識はジェンダーロールを越...

大佐と結婚させる

〜 「女王陛下のお気に入り」51

大佐と結婚させる   アビゲイルと大佐の結婚を女王は急いだ。 サラが戻ってきたら邪魔するのに決まっている。 「今すぐ式を」 女王とハーリーの立ち会いで、式が挙げられた。 サラがいなくても(もしサラだったら)の発想は 女王に取り憑いている。 幻想も妄想も根拠なしに...

彼女なしでは“無”よ

〜 「女王陛下のお気に入り」50

彼女なしでは“無”よ   女王はサラの存在を思い知る。 「彼女なしでは“無”よ」 「女王はあなたです」アビゲイルが励ますふり。 女王とサラを引き離す今こそチャンスだ。 女王は自分を苦しめるサラに愛憎半ばする。 「帰ってきたら喉を引き裂く。私を苦しめる作戦には乗らない」...

彼女を見つけなさい!

〜 「女王陛下のお気に入り」49

彼女を見つけなさい!   やがて女王は不安に駆られる。 いつものようにサラを呼ぶがくるはずがない。 ようやくことの重大さを知る。 「彼女を見つけなさい!」やっと捜索隊が宮殿を出発した。 サラのいない宮廷では、ハーリーが勢力を伸ばしつつあった。 〜「女王陛下のお気に入り」〜...