ローレルに病気休暇の寄付を

ローレルに病気休暇の寄付を

 

保険会社が、病気休暇が消滅したら、保険の適用は効かないと知らせてきた。

頭を抱えるステイシーに「俺に任せろ」とデーン。

署に戻り「ローレル・ステイシーに病気休暇の寄付を」と掲示板に張り出した。

警官は病気休暇を同僚に分けられる。ただし分けた日数は戻ってこない。

ゲイの女になんでそこまでと同性愛嫌悪者が聞こえよがしに言う。

ベルキンがすっと立って掲示板に日数を書き込んだ。

「おやさしいこった」憎まれ口を叩きながら二人目が書き込んだ。

「1日やる、1日だけだ」ゲイ嫌いがわめく。

「3日くらいどうだ」「ズに乗るな」「5日はどうだ」

「プレッシャーをかけるな、風邪くらい引くかもしれん」

「5日だ、5日、どうだ、満足か!」やけくそです。

男同士の荒っぽいやりとりが、妙に友情を感じさせました。

 

(「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」)

 

 

bn_charm