Diversity Studies

「これが最後なの?」「そうよ」

〜「ラ・ピラート」(17)〜

  「これが最後なの?」「そうよ」   「今だから私を助けて」とキャロルが言う。 「いや」とアルマ。 「別れましょう。出てって。追ってくる気でしょ」 アルマ「頑張るのよ。耐えるのよ。私と一緒にいて。お願いよ」 感情がときに逆流するアルマをキャロルはよく知っていま...

(オールヌードです)

〜「ラ・ピラート」(16)〜

  (オールヌードです)   本作の圧巻部分、大胆なベッドシーンが感情を不意打ちする。 アルマとキャロルが重なった姿を 古典絵画のように真横から捉えます。 キャロルは顔を背け泣いている。アルマが少年のような胸で圧迫する。 一度は払えても二度と払えない犠牲がある。...

あなたの手を見ていた…

〜「ラ・ピラート」(15)〜

  あなたの手を見ていた…   寒々とした港を見下ろすホテルのベランダ。 アルマは全裸で壁にもたれキャロルに語りかける。 「初めて会った夜、顔にキスしたかった。 彼が誘ったでしょ。私の友だちはみな誘うのよ。 あの奇抜さと、おもちゃの電気機関車と、冷たい仕草で。 ...

早く逃げないと終わりだ

〜「ラ・ピラート」(12)〜

  早く逃げないと終わりだ   アルマの夫がナンバー5以外の探偵を放っていた。 2人の探偵を捕まえたナンバー5。 「アルマの夫がダチの俺を疑っている? 俺がアルマの恋人に見えるか?」 すぐ少女Aを来させ 「俺はアルマの居場所を夫に知らせる。仕事だからな。 ...

忘れられてしまうのが怖かった

〜「ラ・ピラート」(11)〜

  忘れられてしまうのが怖かった   アルマの語りです。 ジェーン・バーキンの背中がアップで映ります。 背骨が綺麗です。 「忘れられてしまうのが怖かった。 もうあなたに会えないと思った。 そばにいて抱くこともできないかと、怖かった。 私の抱き方、好き...