ものすごく悲しいよ、アル
「最近、あなたの名前を聞いた。薄汚いムカつく名前を。
私以外に彼女を思った人は?
ものすごく悲しいよ、アル」
もしアルが自分と同じくらい、いやそれ以上に
ニーナを愛していれば、たとえ不幸な結果になったとしても
諦めはついたかもしれない。
しかし彼女を思ってもいない人に奪われ、命を失ったのだ。
「ものすごく悲しいよ、アル」
短い、ありふれた言葉ですが、
キャスの悲しみと切なさがこもっています。
〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」〜