君、サイコか何か?
キャス(キャシー)の次なる男は自称小説家ニール。
「僕は完全主義者だから何度も頭の中で書き直す。
テーマは今の世界で男であること」
どこかで覚えたセリフのようです。
コカインをキャスの歯茎に塗ってやり
「君を見たい、本当の君を」
(そろそろきたな)とキャス「ねえ、ニール」改まって言う。
ドスの効いた声で「帰るって言ってんだよ」
「君、サイコか何か?」
「私の何を知っているの? 私は何歳? 仕事は? 趣味は?
私の名前は?」
何も知らず、知ろうともせず、セックスだけしたい。
キャスの冷たい目に男の欲望は撃沈します。
〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」〜