気づけなきゃいけないと思う
「気づくわけないよ。気づかれないよう、頑張っていたんだから」
イノギさんは慰めるが、
「それでも気づかなきゃ、いけないと思う」
気づけないということは、他者に無関心であることだ。
そんな自分が人を助けられるはずがない…
ホリガイの欠如感をイノギさんは深追いせず、
抱き寄せてキスする。
ホリガイ、ハッと身を引くが受け入れる。
その夜「わからないまま、ひたすらイノギさんの体に
しがみついた」。
女性同士のベッドシーンはいくつもありましたが、
もろセックスシーンというの、あったかな。
ちょっと珍しいと思いました。ぼやかしていたけどね。
〜「君は永遠にそいつらより若い」〜