戦う前から負けることを前提に
ゲームはあまり好きじゃない、とホリガイ。
「戦う前から負けることを前提にしている精神構造なんですよ、
私って女は」
理由は小学生のとき、一人の男子と大喧嘩した、明らかに
落ち度は相手にあったのに、もう一人の男子がいきなり参入し
脇腹を蹴り、二人に袋叩きにされた。
なんて理不尽なのだろうと感じて以来、そんなふうに
思うようになったと。
いくら健闘しても思いがけない障壁が現れ、
負けてしまうことがある、それなら初めから
負けを前提にしていようという、傷つかないための一種、
敗北主義ですね。
でもイノギさんは「その場に居れなかったことが悔しい」と
一緒に憤ってくれた。ホリガイは初めて
優柔不断な自分の生き方を責めない「味方」を見出します。
〜「君は永遠にそいつらより若い」〜