我慢できなくなってしまう時が
韓国に届いた手紙はユンヒの娘、高校生のセボムが開封しました。
娘から見てもユンヒはミステリアスな部分があったのでしょう。
何か母のことがわかるかもと思って開けた。
「元気だった? ずっと前から聞きたかった。
あなたは私のことを忘れてしまったかも。
もう20年も経ったのだから」
20年という時間に娘は驚く。自分が生まれる前だ。
娘はアルバムをめくり、当時の母を探す。
手紙は続く「先に私のことを伝えたくなったの。
生きていればそんな時ってあるでしょう。
どうしても我慢できなくなってしまう時が」
差出人の並々ならぬ強い思いがわかりました。
〜「ユンヒへ」〜