お父さんは私に関心がなかった

お父さんは私に関心がなかった

 

「叔母さん、お父さんとお母さんが離婚する時

どうして私がお父さんと一緒に暮らすと言ったかわかる?」

ジュンがマサコさんに言っている。

「お父さんは私に関心がなかったからよ。

お母さんは私のことばかり気にして

自分自身を責めてばかりいた」

ジュンの母親は娘がゲイであることを、自分の責任のように

感じていたのでしょう。ジュンはそれがつらかった。

本作には女性同士の恋愛のほかに、

母娘の濃いシスターフッドが底流にあります。

〜「ユンヒへ」〜

 

 

bn_charm