1976年秋冬コレクション 〜サンローラン⑭〜 diversity-studies2018/06/03 1976年秋冬コレクション この映画は本シリーズの冒頭で書いたように、1967年から1976年の、 イヴ・サンローランの時代を取り上げたものです。モードの帝王がいかにして生まれたかというより、 彼は生まれ持った天才のためにどんな代償を払って きたか、素顔の「帝王」に迫りたかったのだと思... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
夜のイヴは恐ろしい 〜サンローラン⑬〜 diversity-studies2018/06/02 夜のイヴは恐ろしい ピエールは公私にわたってサンローランの人とブランドを 支えてきたパートナーです。ある夜異様な気配に目がさめると、イヴが見つめ手に鈍器のようなものを持っている。 「別々に暮らすよ。夜のイヴは恐ろしい。僕を殺そうとした。 18年、愛してきた彼が心の平衡を失っていく。見た... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
自分が耐えられない 〜サンローラン⑫〜 diversity-studies2018/06/01 自分が耐えられない 「目を閉じると服が軽々と舞っている。フォルムや色彩が舞っているんだ。 でも目を開けると息苦しさしか見えない。自分が耐えられない」 サンローランは追い詰められていく。 もっと他に楽しむことはないのかと、わたしのような 俗物は思うのですけど。 要は満たされないのです... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
イヴ、彼にのめり込むな 〜サンローラン⑩〜 diversity-studies2018/05/30 イヴ、彼にのめり込むな 「イヴ、彼にのめり込むな」とピエールが忠告する。 サンローランの生活の乱脈を見かねた。嫉妬ではなかったでしょう。 ピエールはパートナーであるとともにブランド「サンローラン」の運営責任者です。 脛に傷のありすぎるサンローランは忠告を黙って聞くしかない。 ピエールは... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
人に言えない病気です 〜モーリス⑪〜 diversity-studies2017/12/31 人に言えない病気です 精神的に追い込まれたモーリスは医師を訪ねます。「人に言えない病気です。女のことです。僕もオスカー・ワイルドと一緒なのです」思いつめたモーリスに医師は「いいか、モーリス。悪魔の汚らわしい誘惑に耳を傾けるな。何も言うな」モーリスはそれですまない。「悩んでいるのです」「くだらん!」(それはな... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
クライヴが婚約したわ 〜モーリス⑩〜 diversity-studies2017/12/30 クライヴが婚約したわ クライヴが婚約した。モーリスの妹と、いう話もあっただけに、モーリスは妹を気遣います。モーリスにはクライヴと家ごと、家族ごと引き離される気がしたでしょう。ほどなく婚約を知らせる電話がクライヴから。「アンと代わるよ」電話に出た婚約者アンは育ちのいいお嬢さんそのもの。はにかんで「あなたは電話... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
リズリー子爵、逮捕 〜モーリス⑨〜 diversity-studies2017/12/29 リズリー子爵、逮捕 ショッキングなニュースが伝わりました。新聞にでかでかと「リズリー子爵風紀壊乱罪で逮捕」リズリーはケンブリッジ大学の友人です。オスカー・ワイルドもこれより前、同じ罪で逮捕されていました。同性愛は目の敵です。リズリーがクライヴに弁護を頼むがクライヴは口をモゴモゴさせる。「そうか、僕と関係を持... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
いずれはここの知事よ 〜モーリス⑧〜 diversity-studies2017/12/28 いずれはここの知事よ クライヴの母親は言います。「この屋敷はクライヴの財産よ。いずれはここの知事よ。大学なんかやめて家に戻ってほしい。政治家の未来が開けるわ。旅行もして見聞を広めないと。アメリカや植民地を見るのもいい勉強よ。でもギリシャはダメ」男を愛する悪しき習慣の地「ギリシャはダメ」クライヴの人生に自分が... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
すべてが汚れる 〜モーリス⑦〜 diversity-studies2017/12/27 すべてが汚れる ベッドで迫るモーリスに「そういうことをすると汚れる感じがする」え、え〜? 「すべてが汚れる。この調和も、肉体も、精神も魂も…女にはわからない」女でなくてもわからないと思うけど。クライヴはモーリスに「でも君にはわかる」お言葉ですが、モーリスだってわからなかったですよ。モーリスはもうがっくり。講... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments
君のおかげで目覚めた 〜モーリス⑥〜 diversity-studies2017/12/26 君のおかげで目覚めた モーリスがある夜、窓から忍び込んでクライヴに「愛している!」それだけ言って出て行く。必死の告白です。それまでああだ、こうだ、回りくどかったけど、やっとふたりはお互いの気持ちを知ってラブラブに。「君が応じなかったら僕の人生は目覚めなかった。君のおかげで目覚めた」とクライヴ。授業をサボって... ゲイ映画のキメ台詞0 Comments