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水

止められない力だ

〜「四角い恋愛関係」⑳〜

止められない力だ ヘックは決断する。妻に言う。「つらいのは別れより、君に好きな人がいることだ。かまわないさ。君に幸せを与えられるのは僕だと思っていた。でも違ったら、邪魔はしたくない。今、君が感じているのが止められない力だ」伏線が生きています。ヘックは離婚を言い渡して去る。出来すぎかもしれませんが、いいじゃない...

あなたといる

〜「四角い恋愛関係」⑲〜

あなたといる 職場のストレス、妻の不審な態度にヘックは酒を飲んで帰宅。ソファに倒れ込んでしまう。レイチェルは「聞いてる?」ヘックに話しかける。「ある出来事が起きたの。自分で招いたことじゃない。もう終わったことよ。でも知っておいてほしくて。あなた以外の人に心を奪われたの。ごめんなさい。心から悪いと思っている。あ...

好きな人が。既婚者なの

〜「四角い恋愛関係」⑱〜

好きな人が。既婚者なの ルースはさすがに打ちのめされる。母親エラにわけを聞かれ「好きな人がいるの。既婚者なの」母親は娘がゲイであることを知っている。「彼女のほうは?」「わからない。ううん。わたしを好き。でもいいの」「いいわけないわ」「結婚してるのよ。パパが出て行ったときは、ママ?」「立ち直ったわ。このように」...

わたしを忘れないで

〜「四角い恋愛関係」⑰〜

わたしを忘れないで 「ヘックは自分を責めてる」苦しげにもらすレイチェルに「解決法がある」とルース。「わたしを拒否して。そうすれば二度とあなたの前に現れない」「本心?」ルース、つらそうに「あなたがほしい」「ダメなの」「わかってる」ルースはレイチェルを抱きしめ「わたしを忘れないで」「いつも思っている」このシーン、...

終わりよ!

〜「四角い恋愛関係」⑮〜

終わりよ! このままではダメになる。意を決してエイチェルはルースの店を訪ねます。驚くルースに挨拶もヌキ、一方的に切り出す。「この関係は成り立たないの。こんな気持ちになっちゃいけないの。結婚して夫もいる。しかもやさしくていい人。終わりよ!」いうだけ言って店を走り出る。ルース呆然。そこへ突風のように舞い戻ったレイ...

夫婦か、いいな

〜「四角い恋愛関係」⑭〜

夫婦か、いいな レイチェルは食事の後、タクシーを止め、ヘックを夜の公園に誘う。妻の強引さにヘックは戸惑う。「それも悪くないけど、どうしたんだい?」「いいじゃない、たまには」レイチェルは心が離れそうな自分を夫に縛り付けたい。公園の大きな木の陰に人がいた。暗闇から姿を現わしたのは青年ふたり。「僕たち初対面」ひとり...
水

私を愛する勇気を

〜「四角い恋愛関係」⑬〜

私を愛する勇気を 百合の花言葉を教えてとレイチェルが頼む。ルースは「知らないほうがいいわ」その代わりアザリアならいいと。「金銭的に困りませんように」レイチェルは百合が好きだ。ためらいがちにルースが口にする。「私を愛する勇気を」ふたり、沈黙。 (「四角い恋愛関係」)  ...

妻をエスコートしてくれ

〜「四角い恋愛関係」⑫〜

妻をエスコートしてくれ 夫婦でサッカー観戦のはずが、ヘックに仕事が入った。「ルースにたのもう」とヘック。すぐ電話し「妻をエスコートしてくれ」妻に「OKだった」「彼女のこと、よく知らないのに」ためらうレイチェル。「前世で会ったと君は言ったじゃないか」ヘックはそのままいう。嫌味でもなんでもない。レイチェルは行くこ...

ジョージーの茂み

〜「四角い恋愛関係」⑪〜

ジョージーの茂み ビデオ屋の女店員がさばけた子なのです。ここのやり取りも面白い。レイチェルはアダルトを何本か借りることにする。あたりを見回し、レジへ。「ジョージーの茂み」と彼女が読み上げるので「資料用よ」と断る。茂みはもちろん隠語です。「なんとでもいえば。あ、貸出中だわ。返却日を過ぎてる」彼女は催促の電話をす...