ライアン、やめろよ
「あの頃はみんなこれをみて面白がっていた。
私もそのひとりだった。
ケータイはあげる。好きに使ってくれたらいい。
それから、私に2度と連絡しないで」
マディソンにしたら、
自分の罪をさらす決死の覚悟だったに違いない。
彼女が帰ったあと、ケータイを開く。
レイプの現場が生々しい。目を背けたいキャシーは
「ライアン、やめろよ」という男たちの声とともに
笑うライアンのアップを見た。
彼はニーナ集団レイプの一員だったのだ。
〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」〜