疑わしきは罰せずだから
キャス「男の言い分を信じています?」
学部長「疑わしきは罰せずだから」
「アル・モンローは元気で成功しています。結婚するそうです。
あなたは正しい。疑わしければ男性を罰しない。
だから3時間前、娘さんを大学の前で拾いました。
アルがいた部屋に今います。
男性に紹介しました。部屋にはウォッカがあった。
娘さんによくしてくれるはず。
彼女も興奮していたし」
学部長、娘に電話する。通じない。
「彼女のケータイはここです(デスクに置き)返してあげて」
「居場所を教えて!」
「だから、ニーナの事件と同じ部屋」
「何の真似? まだ若い娘よ」
「男にとっては充分大人です」
「異常者!娘はどこなの!」
学部長の金切り声が室外の秘書にも聞こえた。
〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」〜