25歳で独身、親が帰って来いって
25歳で独身の女性は肩身が狭かった。親は帰って来いという。
ジョーンはチューリングに「あなたのようになりたくない。孤独で哀れ。
でもエニグマは助けてくれない」。
「君と話すのが好きなんだ」。これ愛の告白のつもりなんでしょうね。
「好き」なのが「話す」ことだと言われてもなあ。
でもチューリングの脳は違う発想をしました。
「もし夫がいたら?」
「だれ? ヒュー? 魅力的だけどタイプじゃない」
チューリングはジョーンを見つめる。じれったいやつね。
(「イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密」 )