クリストファー
1928年シャーボーン・スクール。
男子寄宿学校にチューリングはいます。
本作の基本軸は2本。天才数学者としてエニグマに挑むチューリングと
同性愛者として阻害され、化学的去勢を受ける悲劇のマイノリティ。
シャーボーン・スクールでチューリングはイジメにあい、
床下に閉じ込められる。
チューリングはいう。
「人はなぜ暴力を好む? 気分が良くなるからだ。だがひとたび満足感を
得ると、その行為は空虚なものとなる。
それを思い知ったのは助けがあったから。クリストファーが助けてくれた」
クリストファーはチューリングの生涯ただ一人の恋人となります。
少年の慕情が美しい映像とともに切なく奏でられています。
(「イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密」 )