起きて、ガブリエル
母親がガブリエルを起こしにくる。
猫のいるベッドで、ガブリエルがあくびしているような声を出す。
1892年、フランスのブルゴーニュ地方、サン・ソヴール。
緑豊かな田園に囲まれた土地を、コレットは終生、愛しています。
「起きて、ガブリエル。今日はウィリーが来る」
コレット(ガブリエル)は19歳。ウィリーは14歳年上。
なんでコレットがウィリーに恋したかはわからないけど、
もともと彼女は書くことが好きだったから、
パリの高名な作家ということが魅力だったのでしょう。
作家にも色々あるのだけど、ともかくコレットはアツアツだった。
〜「コレット」〜