ゲイ映画のキメ台詞

来春、結婚するかも

〜 「君の名前で僕を呼んで」53

来春、結婚するかも     「知らせることがある」とオリヴァーは前置きし 「来春、結婚するかも」 するかも、という言い方にどことなく遠慮があります。 「怒っているか」と訊きます。 オリヴァーからの電話とわかって、両親は子機で聞きます。 それがわかったオ...

私はそういう父親じゃない

〜 「君の名前で僕を呼んで」49

私はそういう父親じゃない     パパの長いセリフが続きます。このシーンは 人生の先輩としての忠告や励ましもありますが、 それ以上に重い告白があります。 「お前たちは美しい友情を持った。友情以上かもしれない。 羨ましく感じる。 多くの親は早く終わらせた...

お互いを見出せて幸福だった

〜 「君の名前で僕を呼んで」48

お互いを見出せて幸福だった     別離の痛手から戻った息子をパパが迎えます。 「おかえり。素晴らしい友情だな。 賢いお前にはわかるだろう、稀有で特別な友情だということが。 お前と彼の間には、知性だけではない、全てがあった。 お互いを見出せて幸福だった」 ...

ごめんなさい、とても悲しい時に

〜 「君の名前で僕を呼んで」46

ごめんなさい、とても悲しい時に     帰宅したエリオをマルシアが訪ねる。 「調子はどう? 詩集、読んだわ。すごく気にいった」 そして 「ごめんなさい、とても悲しそうな時に」 彼女は彼女で、エリオがオリヴァーと別れ、 傷ついていることを知っている。 ...