ゲイ映画のキメ台詞

「放してよ」「死なないで」

〜お嬢さん㉑〜

  「放してよ」「死なないで」   珠子に藤原と結婚して欲しいかとお嬢様が問うと、 幸せになれると思うと答えた珠子にお嬢様はひどく腹を立て、 何度も平手打ちして部屋から追い出し、発作的にロープを取り出し 庭の桜の木に走り、ロープを縛り付けた。首を吊ろうと足を離したのに ぶらさが...

お願い、全部教えて

〜お嬢さん⑳〜

  お願い、全部教えて   ところが珠子の一心不乱な愛情に、お嬢様は本気になる。 お嬢様が本当に何も知らないと信じている珠子はベッドで 「もっとお教えしましょうか、お嬢様」 「お願い、全部教えて」 珠子はお嬢様の上達が早いのに驚く。 「お嬢様、どうして? 何も知らないのに。天...

バカで純粋な侍女を

〜お嬢さん⑲〜

バカで純粋な侍女を   お嬢様はそこで偽伯爵に指示した。 「侍女を探してください。急に消えても不審がられない子を。 私の名前で一生、施設に閉じ込めます」 お嬢様の独白。「藤原の人を見る目は確かだった。 珠子はバカで純粋みたい」 藤原「珠子に宝石や綺麗な服を見せてください。母親譲りの物欲で...
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私は作男でした

〜お嬢さん⑱〜

私は作男でした   偽伯爵の独白。 「私は作男でした。日本で苦労するうちあなたを知り、あなたを誘惑して 結婚し、父親の財産を手に入れたらあなたを棄てる… しかしあなたも家を棄てたかった。誘惑の代わりにお嬢様を救い、 誰も知らないところで自由にしてあげます。 この家が嫌だからと、自殺したら...

あの方は最初から悪いアマだ

〜お嬢さん⑰〜

あの方は最初から悪いアマだ   珠子の独白。 「申し上げるなら、あの方は最初から悪いアマだ」 続いて秀子の独白。「少し異常だった私は、他人もおかしくさせたかった」 男たちの前で春本を読まされ一人芝居させられる異常な世界に 閉じ込められていたから、おかしくもなるでしょうね。 お嬢様は手段を...

ご機嫌よう、伯爵夫人

〜お嬢さん⑯〜

ご機嫌よう、伯爵夫人   精神病院から迎えが来ました。打ち合わせ通りです。 医師らが「では」と偽伯爵と秀子に挨拶する。 珠子は「お嬢さんごっこ」でお嬢さんの衣装を着ていますし、 秀子は侍女の装束です。医師らは珠子を拘束し、車に乗せようとした。 珠子は仰天して、自分はお嬢様じゃない、お嬢様は...

またお嬢さんごっこ、する?

〜お嬢さん⑮〜

またお嬢さんごっこ、する?   偽伯爵との初夜もすみました。隣の部屋から聞こえて来る秀子の叫びに 珠子は耳を覆いたい。 翌朝から偽伯爵は相続した秀子の財産の手続きであちこち走り回り、 一週間ほど帰ってこない。 その間二人は宿に残っています。 手持ち無沙汰で「またお嬢さんごっこ、する?」と...

秀子の結婚の条件は

〜お嬢さん⑭〜

秀子の結婚の条件は   秀子の結婚の条件は「私を日本へ連れていくこと」 つまり珠子とは離れないことが条件です。 偽伯爵は困った素振りを見せてうなずいた、とあります。 なんとなく含みのあるセリフです。そろそろパク監督が一枚、一枚、 札をめくり始めています。さて何を誘い出そうとしているのか… ...

今のままでもいい

〜お嬢さん⑬〜

今のままでもいい   珠子は寂しかったお嬢様の生活に光を差しこませました。 秀子はすでに偽伯爵からプロポーズされ、次の満月に 駆け落ちすることになっている。でもお嬢様はどうも気乗り薄だ。 「今のままでいい。お前がいてくれたら。お前は私に、 天涯孤独の私に、あの人と結婚してほしい?」 「愛...

私は手足が冷たいから…

〜お嬢さん⑫〜

私は手足が冷たいから…   「私は手足が冷たいから…確かめる?」 珠子は引き出しから飴をとって舐めると秀子にキスする。 何のために飴を舐めるのかよくわかりませんが。 「こんな感じね」と秀子がつぶやいている。 「すごくいいです」と珠子。 「私にもして。知りたいわ」 こうなるともうなるよう...