ゲイ映画のキメ台詞

イチゴはケーキの命だよ

〜「あさがおと加瀬さん」⑮〜

  イチゴはケーキの命だよ   加瀬さんは山田の部屋に案内され、ベッドを見た途端クラクラ。 やっと態勢を立て直し、ショートケーキを食べることに。 白いスポンジに真っ赤な大きなイチゴ。 加瀬さんはイチゴを山田に食べさせようとします。 「イチゴ、好きでしょ」「そんな、そんな」 「...

ちょっとすごいことなのかも

〜「あさがおと加瀬さん」⑭〜

  ちょっとすごいことなのかも   遅ればせながら山田は思いました。 「部屋で加瀬さんと二人きりなんて、ちょっとすごいことなのかも。 なんだか照れくさいけど」 誰にでもある期待と不安の恋愛初期経験。 さて加瀬さんがやってきた。 お土産はイチゴのショートケーキでした。 まさに...

じゃあ、うちに来る?

〜「あさがおと加瀬さん」⑬〜

  じゃあ、うちに来る?   今日は陸上部の打ち合わせだけで、放課後早く終わりそうなのだけどと 加瀬さんがいいにきました。 「じゃあ、うちに来る?」「いいの?」 「うん、今日はお父さんもお母さんも遅くて 私ひとりで寂しいな、と思っていたの」 山田は無邪気そのもの。 加瀬さん...

大好きすぎて…

〜「あさがおと加瀬さん」⑫〜

  大好きすぎて…   このセリフは本作中でもダメ押しクラスの決めセリフ。 「私は初めてつきあうのが加瀬さんなので、女の子同士というより 大好きすぎて、どうしていいのかわかりません」 娘や妹がいて、もしこんなこと言ったら あんまりピュアで、 (そう、よかったわね)くらいしか、...

でもやっと目があった、ここで

〜「あさがおと加瀬さん」⑪〜

  でもやっと目があった、ここで   加瀬さんは自分を見ていたのだ、知らないところで、ずっと。 山田は(うれしい)というより、もっとしみじみとしたものが こみ上げてきます。 二人の恋愛模様を誇張せず、柔らかく寄り添うように描く視点が このアニメを良質のものにしています。 &n...

いつも、すごいなあって見てた

〜「あさがおと加瀬さん」⑩〜

  いつも、すごいなあって見てた   「雨の日は黄緑色の傘、晴れの日は麦ワラ帽子。 お昼の休憩時間も草むしり、してたでしょ。いつもすごいなあって見てた。 振り向いてくれないかなと、思ってた」 山田、胸キュン。 セクシャリティが透明になって、空気に溶解していくような場面。 &n...

下、見て

〜「あさがおと加瀬さん」⑨〜

  下、見て   うなだれる山田の手を引っ張って、加瀬さんは屋上のある位置にきます。 「下、見て」「庭ね?」 そこは緑化委員会に属する山田が、いつも手入れしている花壇の真上。 回想シーンにありましたが、 つきあってほしいと打ち明けたのは加瀬さんの方。 加瀬さん「ダメ?」 「...

やさしいし、カッコいいし

〜「あさがおと加瀬さん」⑧〜

  やさしいし、カッコいいし   「加瀬さん、やさしいし、カッコいいし、 みんな加瀬さんを好きなの、当たり前よ」 山田は加瀬さんと比べ劣等感を覚えます。 加瀬さんはそんな山田を見て (そうか、こうやって大事なものに気づかないとき、 たくさんあったんだ)と思います。 大事なも...

おいしかったア〜

〜「あさがおと加瀬さん」⑦〜

  おいしかったア〜   やっとお弁当を食べてくれました。 「あ〜、おいしかったア〜」 加瀬さんはペロリと平らげ、幸せ満開。 山田はどこか屈託ありげにうつむいている。 (そっか。自分が無頓着すぎた)加瀬さんは反省します。 「いつもバタバタして、落ち着かないよね、私」 でも山...