下、見て

 

下、見て

 

うなだれる山田の手を引っ張って、加瀬さんは屋上のある位置にきます。

「下、見て」「庭ね?」

そこは緑化委員会に属する山田が、いつも手入れしている花壇の真上。

回想シーンにありましたが、

つきあってほしいと打ち明けたのは加瀬さんの方。

加瀬さん「ダメ?」

「ダメじゃないです」山田は舞い上がり

「もしダメだったら」「私もそう思っていました」と

脈絡不明のことを口走っていました。

加瀬さんはこの屋上からいつも山田のことを見ていました。

その加瀬さんの、いよいよ愛の告白。またあした。

 

Look down from here.

The garden?

 

 

(〜「あさがおと加瀬さん 」〜 )

 

 

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