Diversity Studies

LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

ポリニャック夫人と逃げるのよ

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑯〜

ポリニャック夫人と逃げるのよ「ポリニャック夫人とヴェルサイユから逃げるのよ。夫人は有名だから命を狙われる恐れもあるわ。 召使いに変装するので、あなたが夫人の服を着て。 馬車が止められたとき、夫人の命を守るためよ」「要するに、わたしに夫人の身代わりになれと」宮廷の金庫を食い潰した借金女の代わりに、お前が殺されろというのね...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

「陛下のおそばに」「それはないわ」

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑮〜

「陛下のおそばに」「それはないわ」きらびやかな宮廷、衣装、建築、贅を凝らした宮殿のロココ美術。華やかな色調で進んできた映画はここへきて、一挙に転調します。監督は破滅に向かう二人のヒロインを暴き出す。一人は献身に生き、一人はその愛を残酷に利用する。「あなたの未来の話を」と王妃が切り出したとき、シドニーは迷いなく「陛下のお...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

愛情がこもっています

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑭〜

愛情がこもっていますシドニーの姿を見た王妃は嬉しそうに「ラボルドさん、見て。ダリアの刺繍よ」刺繍の名手シドニーが、女官に懇願され、徹夜で作り上げたのです。「愛情がこもっています」とだけシドニーはいう。「この人に褒美をとらせましょう」王妃は小袋を女官に手渡す。シドニーは黙ったまま見ています。背筋を伸ばし、胸を張って。たっ...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

何を頼まれても断るのよ

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑬〜

何を頼まれても断るのよ王妃に呼ばれ、居室に入りかけたシドニーの耳に、女官のカンパン夫人がささやくセリフ。どさくさに紛れ、王妃の下着ドロまで出現するヴェルサイユで、最後まで王妃の忠実な女官であるカンパン夫人は、やかまし屋ですが、情のある女性です。王妃がシドニーに何を命じるかわかっている。だから「断るのよ」と耳打ちしますが...
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放っておいて、一人にして!

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑫〜

 放っておいて、一人にして!宮廷からはわれ先に脱出組が相次いでいる。王妃も王に進言したが王は宮廷を離れない。判断の遅れが命取りになりました。王妃は愛人ポリニャック夫人を逃亡させると決めたが、自分が取り残される寂しさに泣き伏す。シドニーは「できるだけ王妃のそばに」とどこにも行こうとしない。シドニーは娘盛りです。...
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「 ……… 」

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑪〜

「 ……… 」ポリニャック夫人の寝所にシドニーが来た。前後不覚に眠る、全裸の夫人を見る沈黙のシーンです。シドニーは無表情に夫人を見下ろし、静かに夜具をはがしていく。王妃の愛撫した女の身体がそこにある。夫人が寝返りを打つ。ろうそくの明かりの下にヘアの丘。この女の代わりに自分がいることは、許されてはいけなかったのか。官能の...

喜び・生きがい・可能性を生む、障がい者の方の生活支援サービス「CLAN東住吉」

できなかったことも、できるように!  障がいがあることで何かを諦めたり、家に引きこもってしまったり、ご家族もまた、自分の時間が持てず毎日がいっぱいいっぱいになっていることも…。ご本人の自立支援はもちろん、ご家族の介護負担の軽減のためにと、平成28年5月、指定生活介護事業所「ライフサポートセンター CLAN東住...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

それほど愛されて羨ましいです

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑩〜

それほど愛されて羨ましいです抑制の効いたシドニーの声に王妃は気づかない。無頓着に続ける。「今こそそばにいてほしいのに、ガブリエルはなぜこないの?わたしはフランス王妃よ。でも認めざるをえない、わたしが恋の虜だと。ガブリエルは何が不愉快なのかしら。わたしが何をしたというの?」ポリニャック夫人にしたら、王妃さえ手中にしておけ...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

一人の女性を好きになったことある?

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑨〜

一人の女性を好きになったことある?シドニーが王妃に呼ばれた。王妃は訊く。「一人の女性を好きになったことある? その人の姿が見えないと苦しくなるくらい。わたしは何時間も目を閉じてあの方の顔を思い浮かべることができる。あの和らかい肌。はじけるような笑顔…」シドニーこそいい面の皮です。どんな気持ちだったでしょうね。嫉妬? で...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

手紙を読むのに朝までかかりそう

〜「マリー・アントワネットに別れをつげて」⑧〜

愛人の手紙を読むのに朝までかかりそう正確には「愛人の手紙を読むのに、朝までかかりそう」です。愛人とはもちろんポリニャック夫人。王妃嫌いの女官の、底意地の悪い言い方です。どこにでも、人が困ったときに正体を現す人っていますね。豪華な暖炉が赤々と燃えているこのシーンは、実際にヴェルサイユの「王妃の間」で撮影されました。有名な...