手紙を読むのに朝までかかりそう

愛人の手紙を読むのに朝までかかりそう

正確には「愛人の手紙を読むのに、朝までかかりそう」です。

愛人とはもちろんポリニャック夫人。

王妃嫌いの女官の、底意地の悪い言い方です。

どこにでも、人が困ったときに正体を現す人っていますね。

豪華な暖炉が赤々と燃えているこのシーンは、

実際にヴェルサイユの「王妃の間」で撮影されました。

有名な「鏡の間」はもちろん、重厚華麗なロココ美術の、

粋を極めたヴェルサイユの内部が、

ふんだんに映し出された稀な映画です。

 

(「マリー・アントワネットに別れをつげて」)

 

 

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