Diversity Studies

ユンヒの娘が店にきたの

〜 「ユンヒへ」30〜

ユンヒの娘が店にきたの   「実は」とマサコ叔母さんがきりだした。 「ユンヒの娘が店にきたの」 ジュン「!」 「どうして話してくれなかったの」 「今、話しているわ。それでね、明日あんたに会いたいって」 「私に? 変わった子ね」 とぼけたってダメよ、と叔母さんは思...

この写真、お母さんが?

〜 「ユンヒへ」29〜

この写真、お母さんが?   マサコ叔母さんは部屋にあるジュンの写真を見て 「この写真、お母さんが撮ってくれたの?」 「ユニ(ユンヒ)が撮ってくれたの。 最近ユニが夢によく出てくるの」 「どんな夢を見るの?」 「ただ一緒にいるの、夢の中で」 なんだろう、この思いの...

お父さんは私に関心がなかった

〜 「ユンヒへ」28〜

お父さんは私に関心がなかった   「叔母さん、お父さんとお母さんが離婚する時 どうして私がお父さんと一緒に暮らすと言ったかわかる?」 ジュンがマサコさんに言っている。 「お父さんは私に関心がなかったからよ。 お母さんは私のことばかり気にして 自分自身を責めてばかりいた...

私の言いたいことわかりますね

〜 「ユンヒへ」27〜

私の言いたいことわかりますね   こちらジュンとリョウコが飲んでいる。 「タバコはいつから吸っているのですか」とリョウコ。 「18歳くらいからです」 「悪い高校生だったのですね」 「リョウコさんって、本当にいい人ね」 「ジュンさんも、です。初めて会った時からそう感じま...

頭を冷やしたくて

〜 「ユンヒへ」25〜

頭を冷やしたくて   冷たいコップを額に当てている娘にユンヒがきく。 「頭を冷やしたくて」とセボム。 彼女にしたら小樽到着以前から練りに練った計画だったのです。 母親に無断で進めたのは「ママ、ごめん」だけど 「ここ何日か考えすぎて熱が出た」 ユンヒまで頭を抱えコップで...

あなたの姪は私の母の友達です

〜 「ユンヒへ」24〜

あなたの姪は私の母の友達です   セボム突撃。叔母さんのカフェに行きました。 ところが「あなたがセボム?」ここでも先手をとられる。 二人は英語で会話する。 「あなたの彼氏(ギョンス)が教えてくれました」 「カタセ・ジュンを知っていますか」 「私の姪です。あなたは?」 ...

ここに友達が住んでいる

〜 「ユンヒへ」23〜

ここに友達が住んでいる   ユンヒは娘の考えていることがちゃんとわかっていた。 それが母親なのだ。こう切り出す。 「セボム、知っての通り、ここに友達が住んでいる」 「初耳だけど」娘とぼける。 しゃらくさい。ユンヒは笑って雪玉をぶつける。 セボムがぶつけ返す。 「...