どうか賢く、ご無事で

どうか賢く、ご無事で

 

サラの夫マールバラ伯(のちに公爵)は

イングランド軍総司令官としてドイツ派遣が決まる。

「愚かな勇気など捨て、どうか賢く、ご無事で」と

サラは夫を送り出す。

やさしい夫、名門の家柄、富裕な財産。

自分とはかけ離れたサラの身分。

凋落した身に甘んじるアビゲイルは、2人の別れを

羨望と嫉妬の目で見つめる。

 

〜「女王陛下のお気に入り」〜

 

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