たまには女も愉しみたい

たまには女も愉しみたい

 

「絡みすぎでは?」大蔵卿がサラをたしなめる。

彼はサラよりの貴族だ。

「男が誇りを失えば荒れ狂う」

サラは言い返す。

「たまには女も愉しみたい」

男の怒りは勇気や美談になり

女が同じ発言をすれば出る杭として撃たれる。

女も「たまには」男と同じ振る舞いをしても

バチは当たらない。そんな皮肉が効いています。

 

〜「女王陛下のお気に入り」〜

 

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