何をする、あ、カツラだ

何をする、あ、カツラだ

 

ケイトは策を講じ、アレックスに女装させ、

遺体安置所の守衛に、この人は家族だとごまかし

中に入れてもらいます。

寒々とした無機質な安置所には棺が壁面に

嵌め込まれています。

ダヴィドの遺体が引き出された。

アレックスは感極まり、馬乗りになって抱きつきます。

「何をする」慌てて止めに入った守衛と揉み合い

「あ、カツラだ!」

女装がバレ、アレックスはうろたえ逃走する。

放ったらかされたものの、残ったケイトが事態を収拾しました。

フランソワ・オゾンの映画には時々

こういうしっかりした女性が事後処理に登場します。

「17歳」のシャーロット・ランプリングがそうでした。

 

〜「Summer of 85」〜

 

 

bn_charm