砂埃を上げてタクシーが停まった

 

砂埃を上げてタクシーが停まった

 

その日もいつも変わらない砂漠の昼だった。

砂煙を上げて店から離れた場所にタクシーが停まった。

ブレンダが目を凝らす。

タクシーから降りたのは白いスーツを来た、大きな女。

重そうな大きなトランクを下げている。

女は立ち止まり、確かめるように店を眺めた。

見まちがいようはなかった。

ブレンダが店から出てきた。顔が輝いている。

いや泣いているようにも見える。

 

 

〜「バグダッド・カフェ」〜

 

 

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