私のメアリー!
階段を駆け下りる足音。
シャーロットが部屋に走り込んできて、一直線にメアリーに。
「私のメアリー!」はた目もはばからず叫ぶと
思い切り抱きしめてキス。メイドの視線を気にしたメアリーに
あっさり「いいのよ、使用人よ」
こういうところがモロ上流階級の意識ですね。
メアリーはあたりを盛んに見回していたが、
それはもの珍しさだったようで、
住むところが違うという、上下の感覚はなかったみたい。
豪壮と言えば、北の荒海、ライムの岩壁の方が
よっぽどすごいところです。
〜「アンモナイトの目覚め」〜