ささいなことでも知りたいんだ
松葉杖で職場復帰したアントワーヌは、なかなか仕事に身が入らない。
祖母ブランシェに
「マルゴ(アントワーヌの娘)が僕の子供の頃の写真を見たがっている」
とごまかして祖母ブランシェからアルバムを借りようとします。
「ママのことを知りたい」というと
「私も年であまり覚えてないの」とあしらわれる。
「ささいなことでも知りたい」と情報収集に努めた。
そんな時マルゴが女友達を自室でキスを交わしているのを見て狼狽した。
これが後半の導入部になります。
〜「ミモザの島に消えた母」〜