あんたは単位をくれればいいの
札付きのワルどもです。
クラスの中心的な黒人の女の子、リタはふてぶてしくドロレスに言う。
「あんたは単位さえくれればいいの」
ドロレス「つまり何もしないで卒業するのね」
「自分の気にいったことならするわよ」
挑発するが、ビビらないドロレスが気にくわない。
「あの女を何とかしよう」と級友たちを焚きつけた。
「やるのなら計画を立てよう」
どんな計画か…映画の中盤はドロレスVS悪ガキどものバトルです。
ここでドロレスは、教師とは、というより
リーダーとはどうあるべきかを見せてくれる。
生徒たちは家庭や両親や差別に悩みを抱えていますが、
突っ張って人に見せない。
ドロレスは思春期の多感な感性がわかったうえで、迎合しません。
妥協せず本筋を行きます。
〜「天使にラブ・ソングを2」〜