「大砂塵」

 

「大砂塵」

 

ディテールの読み方はとても大事でした。

服装、小道具、インテリア、家具。

服装だけに注目して映画を見るファンもいます。

「『大砂塵』は駄作だったけど、黒シャツのジョーン・クロフォードだけを

見たくて映画館に行った」というファンもいたほどです。

ゲイの観客はスクリーンの中で手がかりを探し求めた。

俳優たちは登場人物のゲイ関係を承知して演じていましたから、

「赤い河」では、銃と性の暗喩がたくみに使われています。

 

 

(〜「セルロイド・クローゼット」〜 )

 

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