エスティ、エスティ、どうしよう

 

エスティ、エスティ、どうしよう

 

「ロニート」「エスティ」

名をささやいているうちにこみ上げてくるものがある。

「あなたを見たとき、わたし…」「ええ、わたしもよ」

エスティの指先、胸をつたうかすかな動き、昨日のようによみがえる。

「エスティ、エスティ、どうしよう」ロニートは甘い惑乱に浸る。

 

 

 

〜「ロニートとエスティ 彼女たちの選択」〜

 

 

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