「やめて!」

 

「やめて!」

 

宮廷の舞踏会。

鹿肉のパイ、ホースラディッシュ、ご馳走が山盛りの料理、

閣僚も奥様方もきらびやかな広間。

サラも久しぶりの息抜きで、晴れやかに踊る。

女王の表情が険しくなる。

「やめて! やめなさい!」そしてクルリ、振り返り

「ハーリー、戦争のための増税は過ちです。今のままに」

サラの方針は却下、天敵ハーリーの意見を採用すると結論を下す。

女王の嫉妬であります。

こうなると、一国を左右する決断がそれで(いいの?)と

思われますが、女王は屁の河童。

絶対権力者とはあらゆる意味で恐ろしい。

 

 

(〜「女王陛下のお気に入り 」〜 )

 

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