基本的本能に基づくものを
パーティでキャサリンとミレーナが顔を合わせます。
作家だというキャサリンに「何を書くの?」とミレーナ。
「基本的本能に基づくことを」
ミレーナの恩師の教授が
「彼女は小説のために精神科医を取材中だ」
キャサリンはイマジネーションと現実の境を
スルスル越境する才能の持ち主。
飛び抜けた想像力か、天才的な騙しの能力か。
どっちにせよ「凄すぎる」ヒトはやばいのですよ。
マイケル先生も大学で昇進が期待される人材だから優秀に違いない。
どこかで彼はキャサリンの能力を認めたくないのかもね。
たかが三文小説の作家の、という侮りはない?
秀才と異質な才能はまったく別物なのよ。