正直に生きろ
レイチェルは両親に離婚を告げる。
「ヘックみたいないい人と? 相手はだれ。女たらしのクープね!」とママ。
「彼女の名はルースよ」「彼女? つまり女同士で愛し合ってるってこと?」
混乱する母親に、それまで尻に敷かれていたパパがモゾモゾ喋り出します。
パパ役はアンソニー・ヘッド。女優脇役陣ばかりでなく、彼もいいですよ。
サッチャー内閣を支えた閣僚もやれば、ゲイの秘書に迫られる英国首相もやる。
「孫はどうするの?」とママ。「スポイトの人工授精がある」とパパ。
そして力強く、「パパたちが応援する。心に正直に生きろ」