ゲイ映画のキメ台詞

自分のことしか考えないの?

〜「ラ・ピラート」(9)〜

  自分のことしか考えないの?   「帰って、もうウンザリ」キャロルは車のキーをアルマに投げる。 「自分のことしか考えないの?」とアルマ。 お前にだけは言われたくない。 自分の部屋に走り帰ったアルマは夫に電話する。 入ってきたキャロルに 「彼を呼ぶわ。会い...

私の心を奪ったくせに!

〜「ラ・ピラート」(8)〜

  私の心を奪ったくせに!   アルマの頭に枕をぶつけ「この方が気にいる?」とキャロル。 アルマ言い返す「私の心を奪ったくせに!」 「ずっと待っていたの。 空港の近くであなたを待とうと決めた。それも毎日。 待ったのよ、あなたか、雇われた殺し屋が私に近づくのを。 ...

「来たのね」「来たわ」

〜「ラ・ピラート」(7)〜

  「来たのね」「来たわ」   アルマがキャロルの部屋に入る。 「来たのね」「来たわ」 「いつまでも好きよ。心配しないで」と言ったかと思うと 「もう抱き合うことも身を寄せるのもダメ。悪徳の怖さを知ったからよ」 アルマはかなり分裂症気味ではない? 部屋をジロ...

「貴方の好み?」「悪くないね」

〜「ラ・ピラート」(5)〜

  「貴方の好み?」「悪くないね」   キャロルをアルマの元に連れてきた少女は正体が分かりません。 名もありません。 どこからなぜ現れたのかもわかりません。 仮に「謎の少女A」としておきます。 Aはアルマとキャロルの後からフロントに来て、 「コーラ、いい?...

体をぶつけながら灯りを探す

〜「ラ・ピラート」(1)〜

  体をぶつけながら灯りを探す   夜のパリ。1台のシトロエンが停車している。 車の中に若い女性キャロル(マルーシュカ・デートメルス)と 少女(ロール・マルサック)がいる。 12歳くらいの少女は詩か歌の一節を口にする。 「階段を這い上がり、体をぶつけながら灯りを...