ゲイ映画のキメ台詞

道端に立つあなたを見たかった

〜「ラ・ピラート」(27)〜

  道端に立つあなたを見たかった   「何も言わず、何もしなかった」とアルマが口をきる。 夫とは何も会話せず、セックスもしなかった、という意味です。 「勝手に悩んでいるわ」。ジェーン・バーキンがニコリともせず言います。 「ひどい女よね」と、どうでもよさそうに言う。 ...

切り刻んで放り投げたい

〜「ラ・ピラート」(25)〜

  切り刻んで放り投げたい   アルマはホテルから逃走した。 キャロル、アルマの夫、ナンバー5、少女が後を追いフェリーに乗船する。 アルマの部屋を見つけた夫はベッドでアルマにすがり 「信じられない。君がこれほど俺を傷つけたいなんて。 俺の髪をなでつけてくれ。でき...

裁きの目で見て

〜「ラ・ピラート」(24)〜

  裁きの目で見て   「お酒を」とアルマが頼むので、ナンバー5と少女が運んできた。 少女を見て「彼女は何をしに?」とアルマが訊く。 初対面のような口ぶりです。 「私を見ているわ。あんな目をされるのはイヤ。 私が映っていないみたい。見るなら他人のように、裁きの目...

愛しているのよ、彼女を

〜「ラ・ピラート」(21)〜

  愛しているのよ、彼女を   夫は2人に口にキスしろ、次は首だと指図しますが不意に 「アルマ、指輪を外してくれ。あった方が興奮するとは思うが。 外してくれ。それを望んでいたのだろ。 夫から逃げ出したいのだろ。結婚からも。俺の指輪を返せ!」 アルマは叫ぶ。あらん...

恥ずかしがるな、始めろよ

〜「ラ・ピラート」(20)〜

  恥ずかしがるな、始めろよ   「帰るぞ」居丈高に怒鳴ってアルマを連れて帰ろうとしますが アルマは動かない。 「そっちが帰らないなら俺が残って見せてもらおう」 夫はいやらしく笑い「恥ずかしがるなよ、始めろよ」 「完全に愛想をつかすまで打ちのめされたいんだ」 ...