エリカ・リンダー

好きよ、その生き方も、鋭さも

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」⑦〜

好きよ、その生き方も、鋭さも   ジャスミンから見ると、ダラスはジェンダーの境界を軽々と越境している。 「好きよ。その生き方も、鋭さも」 でも自分にはできない。 「私は平凡な生き方をする。それ以上、近づかないで」 ダラスの放つ危険な香り。それは性的な欲望もあるけれど、 それだけとは違う...

もはや殉死だね

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」⑥〜

もはや殉死だね   ジャスミンがニューヨークに栄転する話があったが、 彼のために「私が犠牲になった」というと、ダラスが 「もはや殉死だね」 ひどい、と思うが当たっているだけにジャスミンは怒れない。 ダラスの過去はつまびらかには語られませんが、 男を屁とも思っていないのは確かだけど、それ...

やめて、ジロジロ見るの

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」⑤〜

やめて、ジロジロ見るの   ダラスが欲望を隠そうともせずジャスミンを見つめます。 視線だけで服をはぎ取りそう。 息苦しくなったジャスミンが「やめて、ジロジロ見るの」 やめるどころか、ダラスはジャスミンの膝においた手を動かしていく。 ダラスはジャスミンの同性に対する「半開きになった扉」を感...

やあ、本気の格好だ

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」④〜

やあ、本気の格好だ   ダラスが迎えに来た。 黒いドレスをバシッと決めたジャスミンを見て、 「やあ、本気の格好だ」と機嫌がいい。 ダラスは、といえば黒のジャケットに白いシャツ、黒のループタイ。 主役にモデルなんか連れてくるなよ、と言いたくなるほど決まっている。 エリカ・リンダーは動きの...

私は社長だからボスだ

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」③〜

私は社長だからボスだ   「今夜どう?」と翌日早速ダラスがジャスミンに声をかける。 仕事だとナタリーは断る。 「私は社長だからボスだ」 つまり人にこき使われていないとダラスはほのめかす。 社長一人、社員なし、ですが、しっかりした経済的基盤のあることが、ダラスの「自信満々」につながっていま...

男がいるんだ、ご愁傷さま

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」②〜

男がいるんだ、ご愁傷さま   ジャスミンの婚約指輪を見たダラスが 「男がいるんだ、ご愁傷さま」「あなたも失礼ね」 「高そうな指輪だね」「彼の稼ぎがいいから」 「いつも私はすぐ飽きる」「私は飽きさせない」 「君となら飽きないかも」 「いつかいい人に会えるわ」 「君がその人かも」「私は婚...

デートすればわかる

〜全編口説きのセリフ「アンダー・ハー・マウス」①〜

デートすればわかる   「女性のみ」のバーでジャスミンはダラスに会う。ダラスは大工です。 ちょっとツンとしているジャスミンにダラスは愛想よく「こんばんは」 ジャスミンは「今朝屋根の上にいた? 大工はなぜモテルの?」 「デートすればわかる」ダラスは自信満々。 ダラスのセリフはとても少ない。...