なら、焦らないで
キッチンで夕食の支度をするシャロンに
「彼の言葉、引っかかる。小さな噂が大火事になる」
ターはイライラしています。
カミングアウトした時も「非難された」とシャロン。
セバスチャンは、元々頭の硬い存在だったみたいです。
「でもフランチェスカのことは大丈夫よ。
性的関係もないし」とシャロン。
「それはそうだけど…」ターは言葉を濁しました。
「フランチェスカ以外に適任者は?」とシャロンは訊き
「候補は何人かいる」
「なら、焦らないで」
シャロンはターの裁量に任せています。
〜「TAR ター」〜