「話すべきよ」「そうね」
クリスタの記事にリンクが貼られ学生に取材した記事
「仕事上の便宜をエサに、複数の女性と性行為を強制し
従わないと機会を妨げた」が載った。
「クリスタは私に対し奇妙な贈り物や、ネットでの挑発、
私のミューズだとか、誤情報を発信した」
「警察に通報は?」
「していない。彼女が気の毒だから」
「シャロンには話した?」
「いいえ。負担になる」
メンバーはやや意外そうに「話すべきよ」
ターは素気なく「そうね」と言って話を打ち切ります。
あまつさえ楽団が最重要とする寄付者会には欠席。
ニューヨークでの出版記念会を優先する。
トップがいなくてどうする。座はしらけました。
〜「TAR ター」〜