宝物よ
アンドリアスは元ベルリンフィルの指揮者、
セバスチャンは現副指揮者。どちらもナチの弾圧を耐え
ベルリンの壁崩壊を経験した音楽家だ。
ターはアンドリアスと昼食中。
大先輩として尊敬していますが、ターから見たら古いタイプだ。
アンドリアスはターの著書「TAR ON TAR」を激賞し、
もしよかったら本の帯にでも使ってくれと、賛辞の原稿を手渡す。
目を通したター。「宝物よ」
おしいただいて感激しますが「印刷に間に合えば」と
但し書きを入れたところを見ると、使う気はなさそう。
〜「TAR ター」〜