永遠の親友なの
「今晩、ヒマ?」とジェニファーが聞いてきた。
「ロールショルダー(バンドの名前)のライブがあるんだ」
「チップと約束があるの」
「行こうよ。8時半に迎えに行く」
主導権はいつもジェニファーがとる。
ニーディは苦にならない。
ダサくてもだめ、目立ち過ぎてもだめという
ジェニファーの気難しい注文に合わせようと、
取っ替え引っ替え、服を選ぶ。
「ジェニファーの言いなりだ」とチップは不満。
「違うわ。趣味が似ているだけ。永遠の親友なの」
ニーディは楽しそうだ。
〜「ジェニファーズ・ボディ」〜