失礼、ご指摘通り彼女は処女よ
ジェニファーはバンドのリーダー、ニコライにゾッコンだ。
「飲み物をおごらせて」と言ってカウンターに行った。
バンド仲間とニコライのヒソヒソ話がニーディに聞こえた。
「あの子、どうだ」
「あの“ミス・農産物か(ニーディのこと)」
「まさか、あっちの子だ。処女に決まっている」
品下る連中である。
ツカツカと怖い顔で彼らに近づいたニーディ。
「失礼。彼女は私の親友よ。ご指摘通り処女だわ。
あんたと寝るよりマシ!」
ニーディ、なかなか硬派です。
〜「ジェニファーズ・ボディ」〜