あのバンドは本物の悪魔よ
「バンドと乗り込んだバンが滝についた。
私は逃げようとしたの。月が満ちかけている。
彼らの目的はレイプではなく、黒魔術の生け贄だったの。
あの連中は本物の悪魔よ。
インディーズは大変なんだ、音楽番組かサントラに使われないと
未来はない。だから、サタンと結んだ、悪魔に喜んでもらうために
お前を切り裂く。
そんなこと言って、私はナイフでグサグサにされたのよ」
「殺されたの?」
「私はここにいるでしょ。どう言うわけか死ななかったの。
その後は覚えていない。気がついたらあんたの家にいた」
ジェニファーのどこか悲しみの滲む話に、
ニーディは深い同情を覚えた。
〜「ジェニファーズ・ボディ」〜