あの子は悪魔に憑かれている
「君との関係は終わりだとあの子に教えるのだ」と神父。
「何をしろと?」とジョルジュ。
「彼から贈られた詩や手紙の全てを君の名前で私が返す。
あの子は悪魔に憑かれている。
君自身も二人の関係が終わったことを自覚したまえ」
ちょっとおかしくない?
思春期の少年にありがちなことを悪魔だとかなんとか、
面倒くさいことばかり言って。
「卒業まで我慢しろ」とか
「関係を続けるならバレないようにしろ」とか、
もう少し柔軟になれないものなの?
〜「寄宿舎〜悲しみの天使〜」〜