じっとして。あったよ

じっとして。あったよ

 

クリスマス休暇の帰省の列車。

年少組の生徒たちがゲームをやっている。

アレクサンドルが車両側の通路に出る。ジョルジュもまた

通路にいた。

列車の窓から顔を出して風に当てているアレクサンドル。

目にゴミが入ってしまう。

ジョルジュ駆けつける。ハンカチでゴミを取ろうとする。

「じっとして。あったよ」

客室に戻るアレクサンドルを追って隣に腰を下ろすジョルジュ。

年少組のゲームに参加した。目はアレクサンドルに釘付けです。

〜「寄宿舎〜悲しみの天使〜」〜

 

bn_charm