ヒルがいるから注意して

 

ヒルがいるから注意して

 

古い池でアンとリー・ミンが泥をすくっています。

教授の気に入っている泥を年に1回か2回採りにくる。

足元のおぼつかないリー・ミンに「ヒルがいるから注意して」と

休憩中のアンが声をかける。

実はこの後のシーンが大事。

採取後、お互いの体についた泥を洗い流しあうのですが、

ダイ・シージエ監督はセリフなしで

気持ちが結びついていく気配を撮っています。

水の音と視線の絡み合いが、清流のように流れすぎる叙情的なシーン。

〜「中国の植物学者の娘たち」〜

 

 

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