禁固2年に処する

 

よくわからないよ

 

ランボーは故郷の実家にいます。

母親に詩を見せている。

読んだ母親は「これは何だい? よくわからないよ」

「言葉通りだよ」とランボー。

これが「地獄の季節」です。

理解されることを拒否した独白が連なります。

終わりのほうにこんな詩があります。

「おお、歳月よ、憧れよ!

こいつらから逃げ出せるのは

残念ながら僕の最後の時らしい」

ランボーは詩人として燃え尽きる時期を知っていたようです。

 

〜「太陽と月に背いて」〜

 

 

bn_charm