あんたの新作はくだらない

 

あんたの新作はくだらない

 

ランボーは辛辣だ。

出版を進めるヴェルレーヌに

「出版はどうでもいい。最大の目的は試作自体だ。あとは雑事さ。

あんたの新作は良くない。くだらない」クソミソです。

「みんな褒めてくれるが」

「ウソの羅列さ」

「真剣に愛している」

ヴェルレーヌも詩人です。

ランボーの言葉には本質的な切れ味があり、聞き捨てできませんでした。

どころか脳天を直撃され、早くも愛を告白しています。

 

 

〜「太陽と月に背いて」〜

 

 

bn_charm